北谷町海域利用事業所協力会では、定期的に海岸・水中において清掃活動を実施しております。陸上班は防波堤の下、遊歩道、道路の側溝などのゴミを拾い、水中班は水中のゴミ回収やサンゴの天敵オニヒトデ・レイシガイの駆除をしています。拾えるゴミは少しでも、確実にキレイになる環境保全活動です。普段、御世話になっている海への恩返し活動です。
毎月1回、宮城海岸のクリーンと水中保全活動を行っています。
仕分けも丁寧に
防波堤下の道路の側溝の清掃も行っています。
サンゴの周りを入念にチェック
サンゴを食べるレイシガイの駆除
オニヒトデは水中で駆除します
北谷町海域利用事業所協力会では、定期的な海洋でのレスキュートレーニング、消防署でのCPR(心肺蘇生法)訓練などを実施して沖縄でのダイビングを安心、安全に楽しんで頂くための活動をしています。
ボートへの救助者引き上げ
安全な引き上げ浮上の練習
救助者の負担にならないよう浮上します。
消防署で署員の方から実際にCPRの方法をレクチャーしていただきました。
体を動かしてしっかりと覚えます
CPR訓練も年に数回、定期的に行っています。
宮城海岸にある『砂辺№1ポイント』には、協力会によって水中ポストが水深約8mの海底に設置してあります。水中ポストの点検・記念スタンプの作成・ポストカードの回収などを行っており、北谷町の海を少しでも多くの方に知っていただけるように日本郵政様と協力して運用しております。
専用の防水ポストカードで実際に手紙を出すことができます。
協力会員みんなでポストを運びました!
日本郵政公式の北谷だけのオリジナル風景印
サンゴの周りをくまなくチェック!
数mm〜数cmのオニヒトデの幼体を探します。
白い点々はオニヒトデが食べた痕(食痕)
サンゴを食べて白化現象を招く「オニヒトデ」の大量発生を予測し、予防するために成体になる前のオニヒトデの数や生体を調査しています。約5mm〜10mm程度の稚オニヒトデを水中で見つけるためのトレーニングを受けた会員によって調査を行います。
北谷町海域利用事業所協力会では、地域活動へ積極的に参加させて頂くことにより、ダイビング事業者に対する地元の方々のご理解を深めて頂きたいと考えております。毎年、浜川漁港で行われる「北谷ハーリー」には初年度から参加。北谷町の地域の活性化へと取り組んで参ります。