2024年4月 レスキュートレーニング&水中保全活動

毎年トップシーズン突入の前に行っている、各ショップスタッフが集まってのレスキュートレーニング。

今年も4月10日に北谷町内のダイビングショップから18名のスタッフが集まり開催しました。

 

今回の目標は「自分に合ったレスキュースキルを見つける」です。

 

基本どおりにやっても時間がかかりすぎてはダメだし、慌てて二次被害が出るのもダメです。

手順に絶対という正解はありませんが、出来るだけ早く水中から浮上し、周囲の環境に合わせて適切な対応をする必要があります。

 

実技トレーニングの前にグループを作り、状況をシミュレーションしながらディスカッションを行った上で海に出て実技を行いました。

 

 

意識不明の事故者役と救助者役を交代しながら、ボートまで泳ぎボートに引き上げるというシナリオで実技を行いながら、

合間にディスカッションを交えてどういう対処が望ましいのか考えるという時間でした。

海でのトラブルはスタッフの実務経験年数や年齢などに関わらず起こる可能性があります。

後々後悔が無いように、その場で出来ることを全力で行う…、という考え・行動が大切だと思います。

 

 

レスキューの実技トレーニングの後は水中保全活動を行い、ゴミ拾いやサンゴにダメージを与えるレイシガイの駆除などを行いました。

そして今年は午後から陸上での救急法のトレーニングも行い、手順や対処法などの確認も出来ました。

 

沖縄にお越しいただく方に安心して海を楽しんでいただけるよう、しっかり準備をしてコミュニケーションをしっかりとりながらご案内させていただきたいと思います。